レース結果

2014年 東北シリーズ第2戦SUGO 7月19日(土)、20日(日)

TEAM/#130 Netz Aomori Apple Racing (ネッツ青森アップルレーシング)
車両名/N青森アップルRCスノコVitz
CAR/Vitz RS TRD-Racing (NCP131)
DRIVER/松原 怜史(Satoshi Matsubara)
OIL/SUNOCO BRILL
TIRE/GOOD YEAR EAGLE RS SPORTS
WHILL/Kosei K1 Racing TS version

ネッツ青森アップルレーシング

菅生の魔物現る。
雨に翻弄され中位に終わる。

Gazoo Racing Netz Cup Vitz Race東北シリーズ第2戦は、宮城県の7月19日・20日スポーツランドSUGOで行われた。
開幕戦で3位表彰台でレースを終えたネッツ青森アップルレーシングは、第2戦に向け松原選手を中心に青森で2度テストを行い、前回で不具合を感じていた箇所等の調整とクルマに慣れるため距離を出来るだけ伸ばしレースの臨んだ。
しかし、レース週末は雨に翻弄される結果となった。

Round01 SPORTLAND SUGO

7月19日(土)予選→7月20日(土)予選 天候(雨)路面(ウエット)気温(19℃)

金曜日の練習走行は、持ち込んだタイヤがドライ用しかなくウエット路面に安定し走りが出来ず悪戦苦闘。2本の練習走行もタイムは中盤に沈む。

土曜日は朝から時折雨が降る悪天候。スケジュールは遅れながらも進んでいったが、予選開始の11時20分には、雨脚が強まり予選の順延が告げられる。その後、15時より予選進行との案内があったが、一度は弱まったと思われた雨脚が再び雨を落とす。霧も濃くなりGTの予選は中止、ヴィッツも合わせて中止となり翌日の朝に予選・決勝を行うとのアナウンスがあり19日のスケジュールは終了した。

翌20日は朝7時より予選は開始。昨晩より雨脚は弱まったが、路面状況はウエット。まだ気温も低く雨脚が弱まる気配は無い。ドライ路面用のタイヤしか持ち込んでいなかったチームがなるべく溝が深めのタイヤを選択し予選に臨んだ。松原選手は滑る車をコースに留めながら、それでも出来る限り果敢に走り、最後の4周目にベストタイムである2分2秒725を記録。10分間の予選を19台中10位で終えた。トップから約2.1秒差だった。

ネッツ青森アップルレーシングネッツ青森アップルレーシングネッツ青森アップルレーシング
Round01 SPORTLAND SUGO

7月20日(日)決勝 天候(霧雨)路面(ウエット)気温(21℃)

ネッツ青森アップルレーシング
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ネッツ青森アップルレーシング
ネッツ青森アップルレーシング

決勝までの約1時間雨は止まず、決勝は予定通り8時10分にスタート。

しかし視界不良のためセーフティーカー先導によるスタートとなった。このセーフティカー先導中に予選上位の選手がハーフスピンし、隊列が崩れる。2周目は2位以下が予選順位に隊列を戻すために、スロー走行となり、この影響でPPの車両と2位以下が大きく離れてしまい、3周目のスタート時には1位と2位の差が大きく離れてしまう。

松原選手もこの影響で前方9位との車両に間が開いてしまうが、周回を重ねるごとに挽回し、一度抜きに掛かる。しかし、溝の無いタイヤで何とかコースに留まっているで大変な状態で走行ラインを変えるには至難の業。果敢にアタックしたが、抜くまで至らない。

しだいに雨脚は強くなっていき天候が回復する様子は無い。

コースに川ができるほどの雨の中、松原選手は攻めた。しかし浅溝のタイヤが影響し、コーナーでグリップが不足。コースに留まることがやっとのなか、終始果敢に安定した走りでポジションをキープし、スピンしたクルマがあったため順位を1つ上げ9位でゴールした。

今回のレースでは、終始雨となったが、ウエットで望むレースの難しさを感じた一戦となった。その中、松原選手はスピンや接触もなく持ち込んだタイヤで出来うる限りの走りを見せてくれた。松原選手の常に本気で望むレースへの姿勢に感謝するとともに次戦東北シリーズ最終戦は、2014年の集大成として最高の結果を目指してネッツ青森アップルレーシングは望む。

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