レース結果

待望の初表彰台!東北シリーズ第1戦 SUGO 5月24日(土)、25日(日)

TEAM/#130 Netz Aomori Apple Racing (ネッツ青森アップルレーシング)
車両名/N青森アップルRCスノコVitz
CAR/Vitz RS TRD-Racing (NCP131)
DRIVER/松原 怜史(Satoshi Matsubara)
OIL/SUNOCO BRILL
TIRE/GOOD YEAR EAGLE RS SPORTS
WHILL/Kosei K1 Racing TS version

ネッツ青森アップルレーシング

ネッツ青森アップルレーシング7年目のシーズン始動!松原怜史選手粘りの走りで待望の初入賞・初表彰台!
Gazoo Racing Netz Cup Vitz Race東北シリーズ、2014年の第1戦は、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。
ネッツ青森アップルレーシングチームは、今シリーズに青森出身でスーパー耐久シリーズにも参戦している若手実力派の松原怜史選手を起用。昨年はGazoo Racing 86/BRZにフル参戦し、本年はスーパー耐久シリーズでST3クラスのトップチーム『テクノファースト』よりフル参戦。松原選手は86で成し遂げることができなかったワンメイクレースでチャンピオンを目指したいと熱望、今後成長していくためにはレースでのノウハウと実績が必要なネッツ青森アップルレーシングとの思いが合致。目指すは東北シリーズチャンピオンを合言葉に新生ネッツ青森アップルレーシングの2014年がスタートした。

Round01 SPORTLAND SUGO

5月24日(土)予選 天候(晴れ)路面(ドライ)気温(20℃)

ネッツ青森アップルレーシング
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いよいよ2014年が開幕。東北シリーズ第1戦は、宮城県菅生町のスポーツランドSUGOで開幕となった。

スーパー耐久(以降S耐)にダブルエントリーの松原選手は、初めて乗るヴィッツTRDレーシングを金曜日に走りこみ、3回目の走行帯で5周目には49秒台に入れ、6周目に手元計測でこの日のベストタイムの1分49秒67を記録。予選上位の結果に期待を持たせた。

24日予選日は朝から快晴。路面温度も上がり始め11時25分予選を迎える。新舗装となったスポーツランドSUGOの路面でどのようなタイムが出るのか期待が集まる。S耐のフリー走行を終えた松原選手は疲れも見せず、ヴィッツに乗り込む。早速1周目から51秒前半に入れ、練習走行で出した49秒台に期待がかかるが、その後タイムが伸びない。最終コーナーからストレートでスピードが伸びないため苦労しているようだ。予選の15分が着々と進むなか、松原選手はクリアラップを取るために6周目に間合いを取り、7周目に望む。コーナーもスムーズに攻略し、バックストレートも抜群な伸びで最高速もトップクラスのスピードを出し、最終コーナーへ。最後の上り坂を登りきりチェッカーの振られたコントロールタワーを横切る。タイムは1分49秒97で50秒を切るタイムでチェッカー。予選は3番手のタイムで終了した。トップとは0.229秒差と僅差。ネッツ青森アップルレーシング過去最高位で予選を終えた。

松原選手は、もっと上位で予選を終えたかったと悔しそうな表情を浮かべたが、明日の決勝へ気持ちを切り替えた。

Round01 SPORTLAND SUGO

5月25日(日)決勝 天候(曇り)路面(ドライ)気温(23℃)

ネッツ青森アップルレーシング
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25日決勝、朝から曇り空ながら雨が降る様子はない。S耐のフリー走行を終えた松原選手はリラックスしたムードで10時55分スタートの決勝へ向けグリッドへと着く。

S耐のスタッフやチームメイトなどリラックスしたムードで会話しながら、適度な緊張感でスタートへ気持ちを切り替える。フォーメーションラップが始まり、再びグリットへ。マシンのエンジンがまだ本調子でない今、スタートが3位より上を狙う、最大のチャンスとスタート前に松原選手は語った。そのスタートへ緊張感が高まる。そして10時59分、全15台がグリットにつき各車のエンジンが高鳴る。赤のシグナルが1列ずつ点灯し、5列のシグナルがすべて点灯。そしてブラックアウトと同時にスタート。

スタートはタイミングよく切れた。しかし、1-2位のクルマもミス無くスタートし、そのまま3位で1コーナーに侵入。そのままの順位で、1周目の最終コーナーへと入っていった。

最終コーナーからホームストレートへの上り坂でスピードが伸びない症状が出ているマシンで必死に登るが後ろのマシンの加速で追いつかれ1コーナー手前で前に出られる。しかし、松原選手はブレーキを遅らせて1コーナーをインで入り、抜かせない。

苦しい状況も抜群のコーナーリングとバックストレートでのスピードでその後は後ろからのプレッシャーを凌ぐ。しかし前2台との差も大きくはならないものの、1秒~2秒の間でなかなか縮まらない。そのまま周回は続き、いよいよファイナルラップ。松原選手はコーナーで接近するものの、最終コーナーからの立ち上がりで最後まで苦労し、3位でフィニッシュ。我慢のレースで本来の走りができなかったが、ネッツ青森にとっての初ポイント・表彰台をプレゼントした。

表彰式では、悔しさを滲ませながら次戦勝利へ向けて万全の準備で望むことを誓った。

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