レース結果

2012年 東北シリーズ第3戦SUGO

TEAM #130 Netz Aomori Apple Racing (ネッツ青森アップルレーシング)
DRIVER KOHTA MATSUI(松井 宏太)
CAR Vitz RS TRD-Racing (NCP131)
ネッツカップ ヴィッツレース 2012 東北シリーズ第3戦
DATE  2012.9.22(予選)9.23(決勝)
WEATHER  2012.9.22(晴れ)9.23(曇り時々雨)
CIRCUIT SPORTSLAND SUGO (宮城県 スポーツランドSUGO)
RESULT 予選21位 決勝20位 (エントリー23台 出走23台)

ネッツ青森アップルレーシングチームは、9月22-23日宮城県スポーツランドSUGOで行われた『ネッツカップ・ヴィッツレース東北シリーズ第3戦』に参戦。今回のレースは、急遽ドライバーが参加できなくなるというアクシデントのなか、同レーシングチームアドバイザーでレーシングドライバーの土屋武士氏の推薦で若干22歳の松井宏太選手を起用し、金曜日の練習走行より参加した。

Round03 SPORTLAND SUGO

9月22日(土)予選 天候(晴れ) 路面(ドライ)

ヴィッツレース
ヴィッツレース
ヴィッツレース

22日は、前日の雨天から変わって朝から晴天。ただ気温が高くないため、早朝では路面がまだ濡れている箇所もあったが、フォーミュラニッポンが終了した時点では完全なドライの路面での予選となった。

前日の練習走行では、ウエット路面での練習しか出来なかった松井選手は、用意したNEWタイヤの皮剥きが出来ずほぼ溝が残っている状態であったためドライでの走行はできていない。
その中で前日の練習走行同様の戦術で前戦で上位選手をターゲットにして走行する作戦で、午前11時予選へ臨む。

予選開始直後から、上位選手は第2戦の予選を上回るタイムで周回を始める。その中で松井選手は、上位マシンについていこうと喰らい付くが、ほぼNEWタイヤであることでタイヤがグリップしにくくなり遅れ始める。予選15分間の間で7周を周回し、ベストタイムが4周目の1分55秒304で23台中21位で予選を終了した。

ポールポジションは、#62ネッツ群馬の松原選手が1分49秒976で1人49秒台。2位は#1ネッツ仙台の小山選手。予選2位から6位までの5台がコンマ2秒内に収まる白熱の予選であった。

Round03 SPORTLAND SUGO

9月23日(日)決勝 天候(曇り時々雨) 路面(ドライ)

ヴィッツレース
ヴィッツレース
ヴィッツレース
ヴィッツレース
ヴィッツレース

23日決勝は予報では雨の予報だったが、朝のSUGOは曇り模様で路面は乾いている状況。前日の予選でドライでの走りに苦しんだ松井選手はスタートまで緊張の面持ち。挽回の気持ちでモチベーションを上げていく。
9時15分のスタート進行前には小雨が振り出し、路面を濡らす。NEWタイヤで用意したタイヤは金曜日の練習が雨だったため、予選の15分間では皮むきが出来ていない状態。ウエットになればこのタイヤは生きるはず。松井選手は、金曜日のウエット走行時の走りを思いつつ、レースへ臨むためコースインした。
グリットでは、応援団とともにフォーミュラニッポンに参戦しているSUNOCOの皆様にも駆けつけていただき、グリット上は活気付く。そして、いよいよフォーメーションラップがスタート。左右に蛇行、加減速を繰り返しタイヤを暖めながら、1周の周回を終え21番グリッドに着く。
グリットでは一瞬静寂が訪れ、いよいよレッドシグナルが点滅。ブラックアウトでスタート。前方の車両に付いていく松井選手は、前方を走る#17をロックオンし、パスしていく。しかし、次第に車間が開き始めると各車タイムアップしていく。雨もスタート直後の小雨も収まり次第に路面も乾いていく。その中、松井選手はタイムが伸び悩む。#17に抜き返され、次第に単独走行に。ベストラップは1分56秒373を4周目で記録。その後は1分56秒中盤から57秒前半で周回を進める。タイムアップを図ろうと何度かコースからはみ出すなど限界にチャレンジしたが、タイムが上がらず前方の車両から約20秒差、トップからは1分以上の
差をつけられ23台中20位となった。
完走は22台、優勝は#1のネッツ仙台の小山選手。小山選手は2周目にポールポジションの#62松原選手をオーバーテイクし、その後は快調に飛ばし最大2秒の差をつけるも乾き始めた路面で松原選手もペースを上げ、最後はコンマ2秒差まで接近するが松原選手を振り切りトップでゴール。2位は8周目にファステストラップを記録した松原選手。今回の2位でチャンピオンも獲得した。松原選手は2位-優勝-2位と安定した決勝での成績と全3戦のポールポジション、2回のファステストラップを記録し速さも発揮し、2010年関東シリーズチャンピオンの貫禄を見せつけた。シリーズ2位は小山選手となった。

ネッツ青森アップルレーシングチームは、新型ヴィッツとなった2012年も上位完走となることは出来ませんでした。今年は昨年以上の皆様のサポートと現役ヴィッツレーサーの松原選手・小山選手そしてアドバイザーである土屋武士選手にもお世話になり沢山のアドバイスを頂きました。来年以降は体制の立て直しを図り、皆さんの期待にこたえられるよう万全の準備でシーズンに臨んでいきます。今後とも宜しくお願いします。

ドライバーのコメント練習走行
9月21日(金曜日) 天候 雨 路面 雨 WET
今回は初めてのVitzレースを、Netz青森様にチャンスを頂き、金曜日から走行をさせていただきました。
まず、コースの確認、車の慣れを優先に走行を開始していき、タイヤもNewを用意していただき、晴れ(DRY)でタイヤを削る予定でしたが、雨で思うようにタイヤを削ることは出来ませんでした。
WETの走行の中ではコントロール性能が良く、走行ラインや他車とも比較をしながらの走行が出来たので、WET走行は問題ありませんでした。

予選 21番手
9月22(土曜日) 天候 晴れ 路面 晴れ DRY
予選日は完全に路面も乾き、DRYでのアタックとなりました。
DRY走行をしたことがない中の予選は、雨のポイントとは全く違い、毎周チャレンジしたのですが、なかなかタイムを延ばすことが出来ず、予選21番手で終了となってしまいました。
松原さんなどベテランにたくさんのアドバイスを頂いたのですが、予選で上手く詰めることが出来ず、納得が出来ない予選となりました。

決勝 20番手
9月23(日曜日) 天候 曇り雨 路面 ハーフウェット
スタート前に雨がばらばら降り、路面も濡れ始めたので、予選までの差は出ないと思い決勝に挑みました。
スタートしたら、路面はドライになり最初の数周しか前についていくことが出来ませんでした。
その後も、自分なりにタイムアップを試み、チャレンジしたのですが10周のレースが終わり、結果20番手のゴールとなりました。

最後にこのような機会を与えてくださった、ネッツ青森様、本当に有難うございました。
結果は、皆様の期待に添えられませんでしたが、社員様とレースができた事を、嬉しく思います。
またご縁がありましたら宜しくお願い致します。

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