レース結果

2012年 東北シリーズ第2戦SUGO

TEAM #130 Netz Aomori Apple Racing (ネッツ青森アップルレーシング)
DRIVER TSUGINOBU KOBAYASHI(小林 次信)
CAR Vitz RS TRD-Racing (NCP131)
ネッツカップ ヴィッツレース 2012 東北シリーズ第2戦
DATE  2012.7.28(予選)7.29(決勝)
WEATHER  2012.7.28(晴れ)7.29(晴れ)
CIRCUIT SPORTSLAND SUGO (宮城県 スポーツランドSUGO)
RESULT 予選21位 決勝21位 (エントリー21台 出走21台)

ネッツ青森アップルレーシングチームは、7月28-29日宮城県スポーツランドSUGOで行われた『ネッツカップ・ヴィッツレース東北シリーズ第2戦』に参戦。今回のレースは、自らライセンスを取得するという本人の熱心なアピールと4年前のドライバー選考会の好成績を考慮し、ドライバーを営業スタッフの小林次信がドライバーとして参加することとなり、52歳にして初のレースとなる小林をチームもバックアップ。青森スピードパークで事前練習も行い、金曜日の練習走行より参加してきた。

Round02 SPORTLAND SUGO

7月27日(金)専有走行 天候(晴れ) 路面(ドライ)

ヴィッツレース
ヴィッツレース
ヴィッツレース

27日金曜日。朝より晴天に恵まれ、気温も上昇し朝9時の時点で30度以上。
路面温度も40度以上に達する中、9時30分よりヴィッツレース参加者の専有走行を開始した。

SUGO初走行の小林もコースイン。スポーツ走行でのSUGOは初めての小林は数周をかけてコーナーを確認し、徐々にペースを上げてゆく。しかし、初めてのSUGO、そしてトップドライバーたちのペースに翻弄され、30分間の専有走行では2分00秒台。トップクラスのドライバーは1分51~52秒台。約8秒差がある。それでも、1分51秒台は前回の第1戦より2秒前後タイムが落ちている。原因は高温による路面温度の上昇。午前中の時点で路面温度は、50度に近づいている。

ネッツ青森アップルレーシング初走行でライン取り等に苦慮している小林のもとに、ドライブ王国でヴィッツレースのドライバーをして頂いた2010年関東シリーズチャンピオンのネッツ群馬の松原亮二選手がネッツ青森テントに来てくれライン取り・シフトタイミング・ブレーキタイミングなどにアドバイスをもらい、2回目の専有走行へ。2回目は3秒タイムを伸ばし、57秒台へ。しかし、ライン取りと最終コーナーの攻略までいたらず練習日を終えた。

Round03 SPORTLAND SUGO

7月28日(土)予選 天候(快晴) 路面(ドライ)

ヴィッツレース
ヴィッツレース
ヴィッツレース

28日の土曜日の予選は11時5分から15分間。前日以上の好天の中、路面温度も気温も上昇。予選開始直前には、気温36度、路面温度は52度と今までに無い高温となりタイヤには過酷な条件となっていく。

前日の松原選手より『予選タイムは最初のアタックで決まる。2回目以降はタイヤが熱でグリップを失いタイムが上がらないので最初の1周を頑張ってください』とのアドバイスを受け、予選開始と同時にコースイン。1周目のタイム計測が開始される。

前日の練習走行で出したタイム57秒台に近い、1分58秒781のタイムを記録する。しかし、松原選手の言う通り2周目以降は後続車両に道を譲りながらの走行とともにタイヤのグリップも落ちタイムが伸びず、結果予選は出走21台中21位となった。

予選総合は、#62のネッツ群馬松原亮二選手が1分51秒185でポールポジション、ドライブ王国を手伝っていただいたVグリーンこと#1のネッツ仙台小山昌子選手が予選3位、第1戦を勝利した#8イシカワヨシオ選手が予選5位となった。今回は予選出走21台中予選上位選手のほとんどが1~3周目でベストタイムを記録し、後半はどのドライバーもタイムが伸びず、路面温度の高いコースコンディションに苦慮していた。

Round03 SPORTLAND SUGO

7月29日(日)決勝 天候(晴れ) 路面(ドライ)

ヴィッツレース
ヴィッツレース
ヴィッツレース
ヴィッツレース

29日の決勝日も快晴。8時15分からの決勝スタートのため、6時にはサーキット入りしたが既に30度超の気温、路面温度も日差しとともに上昇していく。
前日の予選で使用したタイヤを決勝でも使用するレギュレーションのため、前日の予選で酷使したタイヤがどれだけ持つかも決勝レースの鍵となる。路面温度の上昇は、タイヤにとっても過酷な条件。タイヤ温度の上昇によるタイヤのバーストなど危険も伴う。

それでも刻々と時間は経過し、いよいよ8時スタート進行のためコースイン。小林も昂ぶる緊張感を抑えつつ、コースインしピットロードへ。そこには、ネッツ青森アップルレーシングアドバイザーの土屋武士さんが、労いの言葉を。緊張もひととき解れいよいよグリッドへ。

最後尾グリットだが、スタートに向けて緊張感が昂ぶる。溝江総監督をはじめチームクルー・応援部隊がグリッド上で労いスタート5分前には、退去しいよいよスタート進行へ。1周のフォーメーションラップ後、緊張とともに信号がブラックアウトでスタート。無難にスタートを決めた小林。前方の車両に喰らいつきながら1周目を終える。1台前の車両とは大きな差は無い。何とか2周目も無難に周回していたが、3周目レインボーコーナーでコースアウト。しかし、松原選手のアドバイス通りスピンせず切り抜け再び前方を追いかける。
中盤ペナルティの車両がピットインし、小林の後方へ。しかしながら、後方からの追い上げが厳しく、再びレインボーコーナーでコースアウトする。
焦る気持ちをリセットし、その後は安定したペースで走り抜け無事に自身初のレースを完走した。初レースを終えた小林の熱いレポート報告がございましたので、ぜひ本人自らのレポートをご覧ください。

ネッツ青森アップルレーシング第2戦ドライバー 小林次信のレポートネッツカップヴィッツレース・2012年東北シリーズ第2戦に、ドライバーとして参加させていただきましてありがとうございました。
多くの方々から応援のメッセージをいただき、大変ありがたく思いました。トヨタ部品東北共販の方々の応援と支援をいただき、感謝いたしております。
また、スポーツ走行後には、GTトップレーサーの土屋選手がパドックに来ていただき、直接のアドバイスを受け、ルールとマナーが大切と言うことを含め大変参考になりました。
2回目のスポーツ走行時には、ヴィッツレースドライバーの松原選手から、本来は教えていただくことのできない各コーナーのギヤポジション等、細かにアドバイスをいただきました。その夜は、コースをイメージトレーニングしながらなかなか眠れず・・・。

次の日・・・いざ予選!
多くのアドバイスを実行し、チャレンジするがなかなか思うようにいかず・・。バックストレート下り、170Km/hからのコーナーのクリアがうまくいかず・・スピードダウン。コーナー立ち上がりもたつき・・結局次のコーナーもスローペースとなる。なるべくハンドル切角を押さえ、アクセルONにし、前進!ヴィッツはよく頑張ってくれている!皆に追いついてくれて、いざカーブ!気の焦りと頑張りすぎでオーバースピードでコーナー進入。。コースアウトでまたしてもタイムロス・・・・。冷静に好タイム!を決めてスタートしたのだが、結果は散々・・・・。

翌日、朝・・いざ決勝!!スタートグリッドへ
土屋選手もわざわざ来ていただき握手してくれました「ガンバれ!!」と。チーム総監督溝江常務をはじめ、チームのみんなもきてくれて、応援メッセージをいただきました。しかし自分は・・頭の中真っ白。気温35℃。レーシングスーツにヘルメット・・・・・あつい!!ただ第一コーナーだけを見ている自分がいた。
スタート5秒前のシグナル。心臓がはち切れそうなドキドキ!レッドシグナルOFFでいざスタート!!!アクセル全開、レッドゾーン。ダッシュでスタート。
あつい!!!!!タイヤは常に「ギーギー」悲鳴をあげている。右に左にアクセルON・OFF。シフトUP・DOWN。フロントガラスにはサーキットのパノラマが広がっていた。あっという間のチェッカーフラッグ。これでいいのか自分自身あとの言葉が出ない。チェッカー後、ゆっくり1周。応援してくれた皆さんにありがとう。
その夜、見た夢は次回のヴィッツレースでした・・・・。

ネッツ青森は県内で唯一レースに参加している会社として、今後もこれ以上のモータースポーツを通じて、多くのユーザーに興味をもっていただき、認知度を高め、将来的に販売台数の増大につながることを期待しています。

ネッツトヨタ青森(株)城下店 小林次信

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