
変わる勇気が、未来をひらく
青森トヨタグループ 代表取締役社長 小野 大介さん
(聞き手:総務課 採用担当)
— 本日はお時間ありがとうございます。まず、社長が考える「青森トヨタグループらしさ」について教えていただけますか?
こちらこそ、ありがとうございます。青森トヨタグループらしさをひと言で言えば、「人を大切にする会社」であることです。お客様、社員、地域の方々——私たちの事業はすべて“人”との関わりの中にあります。
「人は会社の財産」という言葉がありますが、それは私たちにとって単なる理念ではなく、毎日の現場で実感していることです。
— 「人」がキーワードですね。店舗づくりやサービス面でも、それは表れているのでしょうか?
そうですね。私たちは、トヨタとネッツを統合した「ツインプラザ」という形で、青森県内14の拠点を展開しています。すべてのトヨタ車を一つの店舗で見て選べる環境は、全国でも珍しいです。
店舗づくりにもこだわっていて、たとえばショールームの照明やキッズスペース、車の見え方など、細かいところまで「お客様の心地よさ」を大切に設計しています。車の販売というより、“出会いの場”をどうつくるか、という感覚ですね。
— 働く環境についてもお聞かせください。社内では「残業ゼロの推進」などにも取り組まれていますね。
はい。「元気に働けること」は、良いサービスの原点だと思っています。特にここ数年で、働き方を大きく見直しました。残業ゼロや業務の見える化を進めて、ワークライフバランスを重視する方向にシフトしています。
「この会社に入ってよかった」と思える環境をつくることも、経営者としての責任のひとつだと感じています。
— 採用担当としてもうれしいお言葉です。では、会社としての「育成のあり方」についてはいかがでしょう?
今の青森トヨタグループは、若手や中堅社員が中心になって会社を動かす仕組みが増えています。「GNA(がんばろう青森トヨタグループ)」というプロジェクトでは、現場の課題や改善案を若手が自ら企画し、提案し、実行まで担います。
経験や年齢よりも、「どうしたいか」「どう動きたいか」が重視される社風が根づいてきていると思います。社歴が浅くても、やる気があればチャンスはあります。
— 社長ご自身が、大切にしている原点や想いはありますか?
私たちの原点は、戦前のGM・シボレーの販売までさかのぼります。そして戦後、青森トヨタとして再出発し、日本初のショールームをつくるなど、時代の先駆けとして歩んできました。
でも、歴史に甘んじるのではなく「自分たちで変わり続ける」ことが大切だと思っています。変わることを恐れず、むしろ楽しめる人が、これからの自動車産業をつくっていくと信じています。
— 時代の転換期にある今、青森トヨタグループはどんな未来を描いていますか?
「車を売る会社」から、「暮らしを支える会社」へ。これが、私たちが目指している方向性です。カーシェアやサブスク、電動化、モビリティの多様化……こうした変化のなかで、「誰に相談すれば安心か?」という“人”の存在こそ、これからの価値になる。
私たちは、車という“モノ”よりも、“体験”や“安心”を届ける存在でありたい。地域に根ざし、お客様の人生に寄り添い続ける——そんな会社でいたいと思っています。
— 最後に、就活中の学生・求職者の方へメッセージをお願いします。
「自分の力を試してみたい」「人の役に立ちたい」——そんな想いがある方には、ぜひ飛び込んできてほしいです。
青森という土地で、自分の仕事が地域を支え、人の笑顔をつくっていく。その実感は、何ものにも代えがたい喜びです。
私たちには、これからの未来を一緒につくる仲間が必要です。成長したい気持ちを持っている方なら、どんな方でも歓迎します。あなたの“これから”に期待しています!
採用担当からひと言
社長の言葉にもあったように、青森トヨタグループでは一人ひとりの挑戦を本気で応援します。興味を持ってくださった方は、まずは会社見学からでも大歓迎です。私たちと一緒に、“青森で一番選ばれる会社”を目指してみませんか?