物心ついた時から生粋のクルマ好き
幼少期、身近な存在である叔父がTOYOTA SOARER（ソアラ）に乗っていました。近くで見たり、何度も乗せてもらったことで、クルマのカッコよさや魅力がより一層印象深く感じられました。それが今でも鮮明に思い出されます。この経験が私のクルマ愛好家としての原点となりました。クルマの美しさや力強さ、そしてテクノロジーの進化には常にワクワクしますが、丁寧に整備されたクラシックカーにいつか乗りたいという気持ちがあります。
メカニックデザイナーに憧れて
クルマに対する情熱が高まり、機械工学や自動車工学などの知識を学び、将来的には「メカニックデザイナー」を目指そうと考えた時期がありました。製品の機能や性能・耐久性・安全性などを考慮しながら、設計図や仕様書を作成しその製品を実現するための設計プロセスを管理する仕事は、自動車メーカーや航空宇宙産業・機械製造業などのさまざまな分野で活躍でき、新しい技術やイノベーションの実現に貢献できるのではないかと考えたからです。
クルマを守る「整備士」という仕事
中学校・高校と進むにつれ、クルマを守る「整備士」に憧れるようになりました。クルマの構造や機能を理解し、車両の状態を点検し、修理・保守を行うのは高度な技術や専門知識が必要であり、安全性や品質に関わる重要な仕事です。地元で働きたいと考えていたので迷わず八戸工科学院へ進学し、整備士の資格を取得しました。整備作業では、車両の安全性や性能に直接関わる作業が多くあります。ミスを防ぐためにダブルチェックするように心がけています。正確さと注意深さが求められる分野であり、万全の準備と確認が重要です。ダブルチェックを行うことで作業の品質が向上し、車両の安全性や信頼性が確保されます。万が一ミスがあった場合でも、それを早期に発見し修正することができます。お客様に安心してお車を乗っていただくためにも、ダブルチェックは欠かせません。
最高のチームワークで楽しく働ける
整備作業はチームワークが重要であり、信頼できる仲間との連携が不可欠です。お互いに助け合い、チェックを行うことで高品質なサービスを提供することを常に心がけています。職場はアットホームな雰囲気で、笑顔が絶えません。笑顔はお客様や同僚とのコミュニケーションを円滑にし、ポジティブな雰囲気を作るのに役立っていると感じています。先輩や同僚とはプライベートでも食事に行ったりしています。良き相談相手が同じ職場にいるというのは最高だなと感じています。
働きやすい環境で充実した毎日です
入社前は「整備士」という仕事は、締切が厳しく残業もあると想像していましたが、実際はほとんどないんです。また、頑張った分はきちんとボーナスなどで評価してもらえるため、やりがいを感じます。残業がないことでプライベートも充実し、仕事へのモチベーションを維持することができます。仕事への意欲も高めることができます。何よりも人間関係で悩むことがない、というのが一番ですね。工具の貸出もしてくれるのがありがたいです。また、休みも希望を出しやすい環境なのでワークライフバランスの面でも素晴らしい職場だと思っています。
