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Round 6 TOKACHI 2019.8.17 - 18

2019.05.30

86/BRZ Raceクラブマンシリーズエキスパートクラス第3戦、 決勝第1・第2ヒートともに1位で悲願の86レース初優勝を掴んだ!

TEAM #130 Netz Aomori Apple Racing (ネッツ青森アップルレーシング)
車両名/ネッツ青森アップルRC86DL
CAR/86 Racing (ZN6 後期)
TIRE/DUNLOP DIREZZA β 02
DRIVER/松井 宏太 (Kota Matsui)
WHILL/RAYS CE28 CLUB RACER II

5月18日 土曜日 公式予選

天候(路面)/晴れ(DRY) 気温/19℃

今シリーズ唯一の地元東北開催レース、ヴィッツレースへ参戦していた頃から走りなれた宮城県・スポーツランドSUGOには地の利がある。前回の富士戦にて被った車両へのダメージは大きかったが、五所川原店・太田エンジニアを中心に迅速・正確なメンテがなされたことにより、1か月弱という短い期間であったにも関わらず車両はほぼ万全まで修復された。10日の占有走行では2番手のタイムをマークし、車両・ドライバーともに予選へ向けての調整は万全だ。 予選は午前11時35分スタート。松井選手はライバルチームが1周を過ぎたころ、コースがクリーンな状況でイン。LAP1でタイヤをしっかりあたため、LAP2にアタックを仕掛ける。圧倒的な速さを見せつけ、1'40.353という驚異的なタイムをマーク、この1アタックでピットインした。最終的に#56鶴賀選手がマークしたタイム1'40.676と0.3秒もギャップを開いて予選1位通過、ポールポジションを獲得することに成功した! ネッツ青森アップルレーシングにとって、86レースにおいては初のポールポジション獲得となった。86レース参戦3年目にして、いよいよ悲願の初優勝が現実味を帯び、チームの興奮と緊張はますます高まった。

5月18日 土曜日 決勝第1ヒート

天候(路面) /晴れ(DRY)  気温/20℃

予選の興奮が冷めやらぬまま、午後3時20分、13LAPの決勝レース1ヒートを迎えた。ポールポジションからシグナルのブラックアウトとととに好スタートを切った。第1コーナーを難なくクリアし、先行逃げ切りの体制を整えた。熾烈な2番手争いが繰り広げられる間、徐々に後続車とのリードを広げていき、LAP3を過ぎる頃には2秒以上のギャップがあった。チームの誰もが、祈るようにして長い長い13LAPの消化を見守った。そして迎えた最終LAP、圧倒的な速さでトップの座を守り、チェッカーフラッグを受けた!

5月19日 日曜日 決勝第2ヒート

天候(路面) /晴れ(DRY) 気温/21℃

前日の決勝レースの結果を受け、この日もポールポジションからのスタートとなる。正午、運命のシグナルブラックアウト。好スタートで先頭を譲らずオープニングラップをクリア。 2番手争いの中から#305水野選手が抜け出し、少なからずギャップはあるものの松井選手へプレッシャーを与えてくる。それでも松井選手は落ち着いた走りを見せ、ミスなく冷静にLAPを消化していく。そしていよいよ最後まで先頭の座を1度も譲ることなく、チェッカーフラッグをうけた。第1ヒート・第2ヒートともに1位を決め、完全優勝を果たした! 86レース参戦3年目、ついに表彰台の1番高いところに上った。これまでを振り返ると、参戦1年目でシリーズ5位という好発進から一転、2年目は結果が残せずチームもバラバラになりかけた。勝つために、レースに臨むために何が足りないかを見つめなおし、再出発した。その結果が実を結んだ。 東北のチームとしては86レース史上初の優勝となった。東北全体へネッツ青森の存在感をアピールし、クルマの楽しさを伝えるきっかけに多少なりとも寄与することができたのではないかと思う。今回の結果に満足することなく、次戦も優勝を目指し万全の準備で臨みたい。
 

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2019.05.15

勝負の3年目、初戦は無念のリタイヤ!

TEAM/ #130 Netz Aomori Apple Racing (ネッツ青森アップルレーシング)    
車両名/ネッツ青森アップルRC86
CAR/86 Racing (ZN6 後期)
TIRE/DUNLOP DIREZZA β02
DRIVER/松井 宏太 (Kota Matsui)
WHILL/RAYS CE28 CLUB RACER II

 

4月20日 土曜日 公式予選

天候(路面) /曇り(DRY) 気温/17℃

今年はレギュレーションが大幅に変更となり、「クラブマン」シリーズが「エキスパート」と「オープン」クラスに二分化。当社はセミプロドライバーが犇く「エキスパート」クラスへのエントリーとなる為、ハイレベルな上位争いは必至だ。そして今年は決勝2レース完走が条件となる「2ヒート制」が取り入れられ、これまで以上に戦略性が求められることとなる。
今回の第2戦、富士スピードウェイでのレースは38台がエントリー。昨年のシリーズチャンピオンがケガの影響で欠場するなど優勝候補が複数不在、すべての選手がそのチャンスを逃すまいと虎視眈々だ。
13時45分、予選レースがスタートした。2017年シリーズチャンピオン#38神谷選手の後を追うように走行。一時は5番手のタイムをマークするが後半、実力を伸ばしてきている#703花里選手やベテランの#84橋本選手らに好タイムをマークされ結果10番手のタイムで予選を終えた。ポールポジションは、プロフェッショナルシリーズの参戦経験もある#29松沢選手が勝ち取った。
練習走行では3番手のタイムをマークするなど決して不調ではなかったが、ライバル選手の追い上げを許す格好となってしまった。

4月21日 日曜日 決勝

天候(路面) /晴れ(DRY) 気温/19℃

決勝日は晴天。決勝第1レースは9時半、シグナルのブラックアウトともに一斉にスタートが切られた。早々、1コーナーにて1台をパスした直後、後続車同士のクラッシュによりイエローフラッグがあがってしまう。全車低速走行で周回しなければならないが、イエローフラッグが解除される頃には5LAPを消化してしまい、残りの5LAPでの勝負という超スプリントレースとなった。LAP6のダンロップコーナーで1台、さらにLAP7でのバックストレートにて1台をパス。徐々に上位集団との距離を縮めたものの最終7位で決勝第1レースを終えた。

決勝第2レースは14時50分、7番手からのスタート。スタート直後の1コーナー、前方の車の隙をついて一気に2台をパス。#38神谷選手の後に続き、先頭集団に食らいつく展開となった。#84橋本選手が首位独走状態となり、2位争いの中で迎えたLAP5中盤、コーナリングにて後続からの激しいプッシュを受け大幅にコースアウトしてしまう。ABSのチェックランプが点灯する等車体へのダメージも大きく、レース続行を断念せざるを得ず無念のリタイヤとなってしまった。

第2レースではファステストラップをマークする等、好調な走りだっただけに悔しさの残るレースとなった。半面、手ごたえを感じたレースでもあった。この好調を次回のSUGO戦ではしっかり結果につなげたい。

 

2018.05.24

2年目のスタート、悔しさ残る第10位

TEAM /#130 Netz Aomori Apple Racing (ネッツ青森アップルレーシング)
車両名/ネッツ青森アップルRC86
CAR/86 Racing (ZN6 後期)
TIRE/DUNLOP DIREZZA β02
DRIVER/松井 宏太 (Kota Matsui)
WHILL/RAYS CE28 CLUB RACER II

4月28日 土曜日 公式予選

天候(路面) /晴れ(DRY) 気温/23℃

初参戦ながらシリーズ第5位という鮮烈なデビューを飾った昨 年。悲願の優勝をめざし、今年もネッツ青森アップルレーシング の戦いが始まった。いわゆる「タイヤ戦争」がますます激化し、 さらに2016年のクラブマンシリーズチャンピオン・松原怜史選 手が復帰するなど、今年は例年以上に波乱の展開が予想される。
我々にとって今年最初の舞台は宮城県・スポーツランドSUGO。 東北のサーキットという点では地元開催といえるため、このレー スは絶対に勝利をつかみたい。予選前日の練習走行ではグループ 内トップのタイムをマークする等コンディションは上々だ。
公式予選はエントリー55台が2つの組に分けられ、タイムア タック形式で行われる。組を問わず最も早いタイムをマークした 選手がポールポジション、それ以降は各組の順位で交互にグリッ ドが割り振られる。ネッツ青森は予選2組。
10時20分、予選2組のタイムアタックがスタート。ネッツ青 森#130松井選手は、アタック早々1'40.778と上々のタイムを マーク。決勝へ向けタイヤの摩耗を最小限とするため、このア タックのみで予選を終える。その後は#713松原選手が 1'40.474をマークするなど優勝候補選手の安定したアタックが 展開され、最終的に松井選手は予選2組内で第4位。予選1組の #758安藤選手がファステストを記録した為、決勝は8番グリッ ドという難しい位置からのスタートが決定した。


4月29日 日曜日 決勝

天候(路面) /晴れ(DRY) 気温/22℃

前日の予選同様、晴天に恵まれた決勝日。4月にしては 強すぎる直射日光がサーキットの路面を照らす。併催レー スがスーパー耐久という人気カテゴリだったこともあり、 会場は朝早くからたくさんの観客でにぎわっている。
午前9時、いよいよ決勝レース。シグナルのブラックア ウトともに、44台が一斉にスタートをきった。スタートが やや遅れてしまった松井選手は、1コーナーを迎えるまで に2台にパスされ、さらに1コーナーをクリアした際に不運にも接触を受けるなど12番手まで順位を落としてしまう。 LAP1を終えるころには先頭集団の5台からは大きく引き 離され、10番手を争う展開となった。すこしでも早く順位 をあげ先頭集団を追いかけたい状況ではあったが、その差 は徐々に広がっていく。レース中盤に2台をパスすること には成功したが、大きく開いた先頭集団との差を埋めるこ とはできず10番手でのフィニッシュとなった。
一方先頭集団ではLAP2、松原選手が先頭を走る安藤選 手にピタリとはりつき、3コーナーで一瞬の隙をつき見事 にオーバーテイク、その後は2番手に浮上した#25水谷選 手の猛追を冷静に阻止しトップでフィニッシュ。松原選手 の経験と熟練された技術が、勢いに乗る安藤選手らを封じ 込める格好となった。

86レース参戦以来、最も低い順位となった。悔しい結果 ではあったが、新しいタイヤでの練習時間をあまり設けら れなかったなど、敗因は明確だ。ひとつひとつの課題を しっかりクリアし、7月開催の富士でのレースは表彰台を つかみ取りたい。

2017.06.04

鮮烈デビュー戦!堂々の第4位入賞!

【TEAM】 #130 Netz Aomori Apple Racing (ネッツ青森アップルレーシング)
【車両名】ネッツ青森アップルRC86
【CAR】86 Racing(ZN6)
【DRIVER】松井宏太(Kota Matsui)
【TIRE】YOKOHAMA ADVAN A052
【WHILL】Weds sports SA-15R
【天候(路面)】晴れ(DRY)
【気温】22度

 予選を上々の結果で終え、チームは最高の雰囲気で決勝日を迎えた。 

決勝レースを前に、VivaC team TSUCHIYAのドライバーとして昨年のSUPER GT300においてシリーズチャンピオンを獲得し、今年は同チームの監督を務める土屋武士氏と、同じく昨年のGT300チャンピオンで松井宏太選手の実兄である松井孝允氏が応援に駆け付け、パドックは活気にわいた。午後の決勝レースに備え、マシンの最終チェックを入念に行う。 

 いよいよ決勝レースが始まる。表彰台へのチャンスは十分にある。大きな期待を背に、松井選手が5番目のスタートグリッドへ着く。フォーメーションラップを経て、緊張感に包まれる中スタートの瞬間を待つ。午後1時35分、シグナルのブラックアウトとともに、45台が一斉にスタートを切って決勝レースが始まった!ほんの一瞬スタートで出遅れてしまった松井選手は立ち上がりの1コーナー、#758岩本選手にインから抜かれ、6番手へと順位を落としてしまう。辛くも6番手を維持し迎えたLAP4、4番手に位置していた神谷選手が1コーナーでマシントラブルにより大きく膨らみ、その間に松井選手は5番手へポジションを上げる。先頭集団3台に対し若干の距離を置き、岩本選手と4番手争いを繰り広げる展開となっていった。先を走る岩本選手だが、コーナリングが不得手とみられ4番手争いを繰り広げる間に先頭集団とはすこしずつ距離が引き離されていく。やきもきとした状況が続いたが、LAP8のプリウスコーナーでやや外へ膨らんだ岩本選手を一気にパスし、ようやく4番手を奪い取ることに成功。しかしその間に先頭集団へ引き離されたリードは大きく、残りの2週で挽回する事は出来ず4位でフィニッシュ。 

 最終的な結果として、4番グリッドからスタートの#126庄司選手が自身初優勝を獲得、第2位は#84橋本選手、ポールポジションだった菱井選手は第3位と波乱のレースとなった。

 86レースへの挑戦は、今後へ大きな期待を感じられるかたちでスタートを切った。まだまだ課題は多いが、上位とも渡り合えるということが今回のレースを通じて確信できた。次戦はヴィッツレースを通じても一度も経験のない十勝スピードウェイでのレースだが、自信をもって臨みたい。 

★松井宏太選手からのコメント
 6月3日予選。前日の練習のイメージ通りに走るため、速い神谷選手の車両へついていき、走行を開始。実際に全車と間隔も開けると同時に、入念にタイヤに熱を入れました。アタック開始と同時に、タイムもよく連続アタックをしましたが、トップとは0.2秒差の3番手で終了。前日の事を考えるとかなり良い結果となりました。 

 6月4日決勝。アウト側5番手スタート。スタートと同時に加速をしましたが、1台にパスされ6番手で周回を重ねている際、神谷選手が車両トラブルで後退。前車をパスするポイントを探し、残り2週のプリウスコーナーで仕掛け抜くことができました。その際に少し接触もありましたがポジションを守り、4位でゴールとなりました。 

 初戦で4位というのはいい結果ですが、まだ上には速い方がいるのでしっかり次戦以降も頑張りたいと思います。今回、車両の準備や運営をして頂いた、ネッツトヨタ青森の皆様、トヨタ部品東北共販様、スタッフや応援を頂いた皆様に感謝いたします。今後ともよろしくお願いいたします。 

2017.06.03

6月3日(土)、公式予選結果

【天気(路面)】晴れ(DRY)

【気温】19度

 予選レース前日の練習走行。マシンのメンテナンスは綿密に進めてきたが、足回りの調整だけはなかなか納得のいく状態にたどり着けない。最後の練習走行はLAP2分10秒台と、上位に食い込む為には程遠いタイムで終える。再度足回りのセッティングを行うが、実走で試すことができない為予選レースに向けて不安を残してしまう。

 予選レースは、全90台のうち45台ずつの二組に分かれてタイムアタックを行い、上位45台が決勝レースへ駒を進められる。予選・決勝のタイヤは同一個体でなければならず、いかに早い段階でベストラップを記録し、タイヤの消耗を抑えるかが決勝レースのカギとなる。

 午前10時40分、いよいよ予選レースが始まった。コースイン直後から、シリーズランキング2位に位置している#38神谷選手の走行ラインをなぞるようにして後を追う。最後の調整が奏功してか足回りは安定し、練習走行での不安を感じさせないキビキビとした走行をみせる。神谷選手は2分7秒183のタイムをたたき出し、トップに立つ。次いで#130松井選手が2分7秒368のタイムをマークし、2番手へ。松井選手は4ラップ目にたたき出したそのタイムでアタックを終え、ピットイン。しかしその直後、第二戦オートポリスで優勝を果たしている#771菱井選手が2分7秒007をマークし、トップへ躍り出た。最終的に、2つの予選組の結果をあわせて総合で菱井選手がポールポジションを獲得、松井選手は5番グリッドからのスタートが決定した!